物流加工に関する情報が満載！

物流加工サービスの特徴

　物流加工とは、商品の保管・管理から包装・梱包作業、伝票作成発送業務までの一連の作業のことを言います。
これらの作業はどうしても人の手を借りざるを得ず、社内のコストダウンや効率化等を考えると、このような固定費を変動費に変えることは会社にとって非常に重要な課題であると言えます。
　こうした事情から、物流の高付加価値化・効率化実現のために会社の社内物流業務が外注化されてきており、物流加工サービスの利用は会社のロジスティック戦略において非常に有効な手段となっていくと期待されています。
　物流加工サービスの大きな特徴として、人件費が固定費から変動費に変わるため、正社員・パート・アルバイトにかかる人件費の削減が可能になります。
また、社内の物流業務を外部に委託することで、かつての物流業務の作業場所や荷物・商品の保管場所の有効活用が可能になり、本来の業務に一層注力することができます。
物流サービスの品質が向上することも、物流加工サービスならではの特徴。
物流のプロが業務を担うので、商品間違い等のトラブルは低減されますし、受注から商品発送までにかかる時間を大幅に短縮することだって可能です。

ローコストで高いサービスが受けられる物流加工

そもそも「物流加工」という言葉を聞いたことがある人は意外と少ないように感じます。
生産者（メーカー）によって製造された製品は、流通業者によってそのネットワーク上の各小売り業者へと納品され、小売業者から製品を買うことで消費者（私たち）の元に商品が届きます。
物流加工というのは、この流れの中の「流通」の段階において、部品を小分けにして、整理し物流の効率を向上させたり、運送のローコスト化を図る手段として用いられます。
部品を小分けにすることで、小売店が必要な部品のみを輸送したり。
ばらばらの部品の物を「流通」の段階である程度くみ上げて送るなど業種や製品によって形態はさまざまです。
また、小物類を見栄えがいいように包装したり、衣服にハンガーにかけて送ったりするなど、従来の商品にひと手間加える頃で付加価値をつけて流通する場合も流通加工です。
流通段階で加工を行うため、大型の機械を導入した効率化も困難でできることは限られますが、基本的にローコストで付加価値を発生させることができます。